(訳者注) アメリカのアマチュア天文家が、Google earth で、火星の上に「奇妙な建物を見つけた」というニュースが話題となっています。
先日、「
火星の真実を自らのボディで示してくれた無人探査機の引退 (2011.05.26)」というような記事で、私自身も妙なことを書いたりしていたので、その関連もありまして、ご紹介いたします。
今回の「火星の建物のような物体」の画像は、不鮮明ですが、このようなものです。
Google Earth での座標は「
49'19.73"N 29 33'06.53"W 」とのことですが、今回は私は確認していません。
そういえば、先日、吉祥寺を歩いていましたら、漫画家の楳図かずおさんとすれ違いまして、思わず「
あ、先生どうもお世話になってます」と挨拶しました(
向こうはこっちを知らないっての)。
でも、楳図さんはよく吉祥寺とか西荻を歩いていて、すれ違うたびに私は挨拶しているので、楳図さんも、「あ、どうも」と挨拶してくれました(笑)。
さて、そういうこともあり、上の
スピリッツの引退の記事でご紹介した、「火星のまことちゃん」が、スピリットの撮影した火星の写真のどのあたりにあるのか、記事の下に示しておきますね。
では、最初に本記事です。
英国のデイリーメールより。
ちなみに、読者の反応も大きいようで、このデイリーメールの記事にはとてもたくさんのコメントが寄せられています。
Armchair astronaut discovers Mars 'space station' using Google earthデイリーメール(英国) 2011.06.05
アマチュア天文家がグーグルアースを使って、火星に「宇宙ステーション」を発見した
アメリカの「インドア天文家」が、火星の表面で奇妙な建造物を発見したと主張している。
グーグルアースで見つけたものだという。
今回これを発見したディヴィッド・マーティンズは、YouTube にその動画をアップしており、現在までに非常に多くのアクセスを得ている。
これはグーグルアース上の 49'19.73"N 29 33'06.53"W にあり、この「建造物」のようなものは、赤い土地の上の白いシミのようにも見えるが、赤や青の直線的なストライブも見えるような感じはする。
「これはまったく偶然に見つけたものなんだ」と発見したマーティンさんは言う。
全体として「駅」のような景観だと感じたといい、彼はこの物体を「バイオ・ステーション・アルファ」と呼んでいるという。
見つけたのは火星のこの白い円のあたり。
彼は続けてこう語った。
「これはその大きさがすごいんだよ。この建物みたいなのは、長さが 700フィート(約 200メートル)で、幅が 150フィート(45メートル)ある。発電所くらいの大きさだ。これが武器じゃないことを願うよ」。
「この建物の目的はわからないし、想像もつかないが、スペーストラベラーの休憩所か何かじゃないのかね。これが NASA と関係があるのかどうかはわからない。そもそも、 NASA がこのことについて知っているのかどうかもわからない」。
しかし、今回の発見は、悪名高い「火星の顔」とも類似しているような感じもある。
それはこの写真だ。
これは、1976年に火星探査機バイキングによって火星の表面を撮影した時に写ったもので、「顔ではないか」と話題となったが、結局は、岩の影での光の加減によって顔のように見えただけだと NASA の科学者たちは結論付けた。
今回の「駅」の写真について、我々(デイリーメール)は、 NASA と Google に連絡を試みたが、どちらからも回答はなかった。
YouTube のディヴィッド・マーティンズさんの動画
(訳者注) 上に書きました「
火星のまことちゃん」の場所です。
・これがローバースピリットが撮影した火星表面の写真全域です。この矢印のあたりを拡大します。
・何倍くらい拡大させたのかは忘れてしまいましたが、拡大したのがこちらです。さらに矢印の先を拡大します。
・この矢印の先にまことちゃん。周囲にも同じような青い服を着た人がたくさんいます。
ある程度、拡大をきれいにできるソフト( Photoshop や Mac OSX 付属のプレビューなど)があれば、どなたにでもできます。
http://oka-jp.seesaa.net/article/207924451.html